Huaweiが海外市場で展開している6.5インチ・Kirin710搭載のミッドレンジスマートフォン「Honor 8X」。
この間は同じKirin710搭載スマホのnova 3iをレビューしましたが、今回はGeekbuyingより提供していただいた「Honor 8X」をレビューしていきます。

Honor 8Xってどんなスマートフォン?
OS | Android 8.1 + EMUI 8.2 |
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CPU | HiSilicon Kirin 710 |
RAM | 4/6GB |
ストレージ | 64/128GB |
ディスプレイ | 6.5インチ、解像度:2340×1080, IPS |
アウトカメラ | 2000万画素+200万画素,f/1.8 |
インカメラ | 1600万画素 |
バッテリー容量 | 3,750mAh |
サイズ・重量 | 160.4 x 76.6 x 7.8mm、175g |
カラー | ブルー、ブラック、レッド、ピンク |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac 準拠 |
その他 | 指紋認証 |
Kirin710を搭載したミッドレンジスマートフォン。端子がMicroUSBであること以外は、P20 liteよりも高い性能、Wi-Fiが802.11a/b/g/n/ac対応という点やストレージが最低64GB、ノッチ
開封の儀
Honorシリーズによく見られる水色のデザインの箱。Honor Watch Magicでは濃紺な色な高級感のある箱でしたが、通常のモデルは水色の普通のパッケージ。
横にもHonor 8Xと書かれています。
パッケージはしっかり透明のシールが貼られており、開封などはされていない模様です。
開封すると白い袋に包まれたHonor 8Xが出てきます。
パッケージにはスマートフォン本体と充電器、充電ケーブル、説明書、クリアケースが入っていました。
クリアケースはいつも通りTPUタイプで本体の外観を損なわないデザインです。ちなみに開封時点でフィルムは貼られており、そのまま使うことも可能。
Honor 8Xの外観をチェック
今回レビューするのは中国版のRAM4GB、ストレージ64GBのブラックモデル。
右側面には電源ボタンと音量ボタン。
左側面にはSIMスロットがあります。SIMスロットはデュアルSIMに加えMicroSDも挿入することができる3スロットタイプ。MicroSDと排他仕様ではないのは魅力ですね。
下部にはスピーカーやイヤホンジャック、MicroUSBポートがあります。nova 3iでもそうでしたが、USB Type-Cを搭載して欲しかった所。
背面はガラスパネルになっており、ロゴなどはP20などと同様に横に入っています。
カメラ部分は金属パーツで縁取りされており、高級感がありますね。写真では分かりにくいかもしれませんが、背面はツートンカラーになっており、背面から見てカメラ側(左)、1/4程度ですが色が少し薄くなっています。
ディスプレイには小さいながらもノッチが存在します。ノッチを表示させたり隠したりといったこともこれまでのHuaweiスマートフォン同様行うことができます。
ちなみに5.8インチのiPhone Xとの比較はこんな感じ。6.5インチディスプレイを搭載しているのでかなり大きく感じますが、動画などを見るときには結構迫力があります。
ディスプレイ
6.5インチ・2340×1080解像度のディスプレイを搭載。IPS方式のディスプレイなので発色や視角野も広く、動画や撮影した写真を見ても迫力がありますし、電子書籍なども読みやすいです。
性能
SoCにはKirin710を搭載しています。Kirin659よりも格段に性能が上がっており、動作は非常に良いですね。早く国内でもこのSoC搭載のミッドレンジ端末が増えて欲しいです。とりあえず行ったベンチマークアプリのスコアは上の画像の通り。
バッテリー持ち
使用状況によってバッテリー持ちは変わってきますが、ブラウジングやSNS、適度にYouTubeを見るくらいの利用であれば、1日は余裕ですね。メインスマホに合わせてサブスマホ的な使い方であれば2〜3日は充電しなくても利用することができます。
3750mAhのバッテリーを搭載していて、バッテリーの容量がかなりあるのでテザリングしたりといったモバイルルーター的な利用などもできます。
カメラも良さげ
盲点だったのがカメラ。2000万画素と200万画素と、良くも悪くもミッドレンジなカメラ構成ですが、AIの補正のお陰か、結構精細感のある写真を撮影できます。ただ色合いに関しては強調されすぎていたりもするので過度な期待は禁物です。
AIの認識機能はそこそこ正確で、夜景や風景、食べ物などを認識して補正してくれます。
サブスマートフォンとしては非常にあり
実際に利用してみて感じたのが、P20 liteやnova lite 2などから乗り換えて使うには、国内で販売されていないスマートフォンということもあり、メインスマホとして利用することはオススメはしません。
ただ、サブ機としては約3万円と手頃な価格でかなり優秀だと思います。Wi-Fiに関してもミッドレンジ機では対応しないこともある5GHz帯にも対応(802.11 a/b/g/n/ac)していますし、国内のHuaweiスマホにはあまりない6.5インチという普通よりも大きなサイズなので、手が空いた時に大画面で電子書籍を読んだり、動画を見たりといったコンテンツ消費にもってこいな点が魅力です。


Huawei通信の管理人です。
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